サブ4への道②VO2maxを知ろう
VO2maxとは
「身体の中に摂り込める酸素量の最大値」です。最大酸素摂取量と日本語では呼ばれています。
運動には酸素が必要です。
酸素をたくさん摂り込めると、
その分、運動のエネルギーを生み出せるので、
運動を長く続けたり、よりハイパフォーマンスの運動ができたりします。
VO2maxは、
持久系スポーツ(エンデュランス・スポーツ)のパフォーマンスに非常に関わりが深い能力です。
マラソンなどの持久系スポーツは、
有酸素運動と呼ばれる、
酸素を摂りこんでエネルギーを生み出しているからです。
VO2maxの計り方
これには「クーパーテスト」がおススメです。クーパーテストとは、12分間走のことで、
12分間でどれだけの距離を走れたかで、
VO2maxの推定値がわかります。
【12分完走で走った距離とVO2maxの推定値】
1400m・・・22.5(単位:ml/㎏/min)
1500m・・・24.8
1600m・・・26.8
1700m・・・28.9
1800m・・・31.0
1900m・・・33.1
2000m・・・35.3
2100m・・・37.4
2200m・・・39.5
2300m・・・41.6
2400m・・・43.8
2500m・・・45.9
2600m・・・48.0
2700m・・・50.1
2800m・・・52.3
2900m・・・54.4
3000m・・・56.5
VO2maxからフルマラソンの完走タイムを予測する
VO2maxがわかると、フルマラソンの完走タイムが予測できるとまでいわれています。
【マラソンの記録(分)=387.3-3.25*最大酸素摂取量】
この公式で計算すると、力を出し切れた時のタイムがでてきます。
サブ4を狙う方であれば、
12分間走で2500m走れていれば、
予測タイムが3時間58分7秒とでますので、
VO2maxとしては十分といえるでしょう。
VO2maxを高めるためのトレーニング
VO2maxから予測したフルマラソンのタイムに、自己ベストのタイムが全然届いていないという方は、
力を出し切れていないとも考えられます。
VO2maxの予測タイムが目標タイムに届いていない人は、
VO2maxを引き上げてあげる必要があります。
VO2maxを高めるためには、
VO2maxに達している運動を繰り返し行うのが効果的です。
これは3000mを全力で走り続けられるぐらいのペースと考えてください。
このペースでのランを2分~5分行います。
リカバリーを同じ時間以下でジョグを行います。
このインターバルを少なくとも5本は行うと、VO2maxに刺激が入って、
最大値が伸びていきます。
期間は1か月。
週に1回でいいので、行ってみましょう。
Runner's BAR CORRER
よしだ りょう
あなたの走りを改善し、悩みを解決するスクールやっています
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